19日、夕方までの会議を終え、その晩、宿泊する柊家さんに荷物を置いた足で、南禅寺と南禅院に行ってきました。
■写真1・2:三門
京都御所から東南東にある南禅寺、鎌倉時代、亀山上皇がはじめられたとのこと。立派な三門を超えて、法堂への美しい参道を見た瞬間、先日、
ある店でBGM代わりに映されていた「ロスト・イン・トランスレーション」のワンシーンを思い出しました。日本の伝統的な結婚式で、
白無垢と紅が印象的な花嫁と手を引く花婿を木々の間からみている主人公の女性です。
■写真3:法堂の軒
軒を支える構造材でもありデザイン的にも美しい組物。
■写真4・5:水路閣
ローマ風の赤レンガの水路閣は、明治時代につくられたもの。南禅院に行く途中、アーチの上を流れている水路を見つけました。
■写真6:方丈庭園
小堀遠州の作庭といわれる方丈庭園。石の配置で、虎の児渡しと呼ばれています。小方丈には、狩野探幽らによる金色も鮮やかで躍動感のある
「群虎図」の壁画・襖絵などが多数ありました。
■写真7:六道庭と十界
本坊の六道庭です。六道庭の説明の立札を読んだとき、以前、教えていただいたあり方・
十界を思いだしました。
※上の1~4つが「悟界」で、上から順に
・1番目:「如来:仏様。自らも悟り、又他をも悟らせる、
自他平等の状態。真理の世界から衆生救済のために迷界に来た人(如来)」
↓
・2番目「菩薩:将来、仏になりうる人。
全ての生き物を救おうという大きな誓いを立てて修業している。初めて自己を超えた状態」
↓
・3番目「縁覚:生活の中から独り悟りを見つけた状態。発明、芸術、
創作の境地。」
↓
・4番目「声聞:教えを聞いて、真理を学び取る状態。
物をつくったときの喜び。職人、技術職」
※その下の5~10までの6つが「迷界」で普通人六道輪廻といい、
普通の人がこのなかで上がったり下がったりしているところだそうです。
・5番目「天(上):
すべてが充たされたこの上なく楽しい人間の最高の状態。天国」
↓
・6番目「人(間):悟ることもできるし、堕落することもできる。
そういう人間的存在。地獄と仏の間、人と人の間、生と死の間。」
↓
※7~10つ目が迷界のなかでとくに「四悪道」といわれ
・7番目「修羅:争い、恨み、妬み。
常に不安がつきまとい争っている状態。」
↓
・8番目「畜生:互いに他を餌食として生長し、
自分のことしか見えない状態。人に飼われて生きる、ろくでなし」
↓
・9番目「餓鬼:いつも飢えと渇きに苦しめられる世界。
欲求不満の状態」
↓
・10番目「地獄:苦痛にあう所。
生きていることが全て苦であるという状態」
◎◎如来や○○菩薩という仏様の名前だけでなく、京都にはこういう教えが近くにあるように感じます。ちなみに、
十界についてご紹介していますが、私は特定の宗教を信仰しているわけではありません。ただ、自分の心がどの状態にあるか、時々、
確認しています。
■写真8:南禅院と美しい庭の一部
■写真9:京都の台所・錦市場のお漬物屋さん
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■2006年の京都レポート ・1 龍安寺 ・2
銀閣寺
■2007年の京都レポート ・1 上賀茂神社 ・2
舞妓さんと芸妓さん ・3
南禅寺
・4 柊家 ・5 広隆寺、二条城、
菊乃井
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