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BLOG INTERIOR DESIGN CYCLOPEDIA

2010年09月24日

映画 「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」

 

一昨日の水曜日(定休日)、東京に出たついでに、渋谷で、ドキュメンタリー映画 「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」を観てきました。大好きな画家・レンブラントの「夜警」や、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」など数多くの名画を所蔵するアムステルダム国立美術館は、「アンネの家」と並ぶオランダの観光名所で、芸術大国随一の美術館なのですが、様々な理由で改築工事が遅れています。

 

美術館の中央には、一日3,000台の自転車が通り抜ける門(道)があるのですが、設計がまとまった段階で、市民団体(サイクリスト協会)に反対され設計変更。地区委員会も市民団体を後押しして、混乱は大きくなるばかり。さらに、付属で建てる研究所もたび重なる反対で、設計変更が続き、建築家は頭が痛い。

 

美術館館長は、市民団体、地区委員会、官僚、改築プロジェクトリーダー(工事関係)などと交渉・調整するのですが、一歩進んで二歩下がる?で、なかなか進みません。一方、美術館内では、学芸員が展示物の選択と見せ方で議論し、職人気質の修復家は黙々と絵や建物の補修を行い、どこにどんな傷があるかも覚えている警備員は、市民団体の座りこみから美術館を守る心意気で職務を遂行しています。

 

しかし、時間がかかり過ぎることで、当初、人々が持っていた情熱も失せてしまいそう。この映画の面白さは、美術館の大規模改修というプロジェクトが進むなか、解体・改築工事の様子や、美術館をつくる裏側が見れること、次々におそってくる難題に様々な立場の人がそれぞれに主張しながらも、再オープンを信じて前に向かって進んでいるところ。

 

絵画を修復する場面や、改築前のコンクリートむき出しの現場で「ここにレンブラントの絵をかけて… …」といった場面では、自分がそこにいて完成をイメージして幸せを感じていました。「ようこそ、アムステルダム… …」は、順次公開されますが、千葉や埼玉など上映されない県も多いので、ご興味がある方は早めに渋谷でご覧になることをお勧めします。 【2008年オランダ映画、2010年8月21日日本公開】

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