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2010年10月10日

映画 「シングルマン」

映画 「シングルマン」

映画 「シングルマン」

 

横浜みなとみらいの映画館で 「シングルマン」を観ました。観ようと思った理由は、グッチを立て直したファッションデザイナーのトム・フォードの初監督作品で、映画館の予告ではストリーをイメージできなかったにも関わらず、映像に美意識を感じたこと、【写真・右】チラシは、アメリカの古き良き時代をイメージさせる上品な男女(コリン・ファースとジュリアン・ムーア)なのに、シングルマンというタイトルが気になったからです。

 

1962年、米・LA、英文学を教える大学教授ジョージは、今は親友となった女性と恋人関係でしたが、15年前にジムと知り合ってからは同性愛者となり、モダンなガラスの家に一緒に暮らしていました。しかし、8ヶ月前の交通事故でジムを亡くしてからは、悲しみから抜出せず、生きる意味を失っていました。

 

そして、銃を準備し、保険証書や鍵を揃え、ネクタイはウインザーノットで… …と死装束を指定して、その日の夜を最後の日にしようと決意。しかし、死を決意したことで、隣の家族の光景や受付嬢の笑顔に気づいたり、男子生徒・ケニーの眼差しが気になったりします。ジョージに何かを感じていたケニーは… …。

 

当時のアメリカは、ゲイであることを公表するのが難しい時代。ジョージは最後の授業で、マイノリティやジューイッシュ等について語りますが、同性愛には触れません。 <映画「ミルクの舞台が1970年代なので、カミングアウトできる時代ではなかったのでしょう。>

 

自分を律して生きているジョージは、今を生きる人を軽蔑していましたが、地位や名誉・財産を手に入れた人(男性)が、愛する人を亡くして、生きる意味を失った時、どう生きるのか。現実にあてはめれば死別だけでなく、離別もありますが、そういったときに、何が大切か… …。

 

洗練された&ゴージャスな衣装やメイク、スタイリッシュなインテリア、言葉、音楽… …全てに、トム・フォードの美意識が感じられる完璧に美しい映画でした。ただ、苦悩を表現するシーン:水に落ちた美しい裸体の男性が浮遊するシーンが長く、たび重なると、途中、こんなになくてもいいんじゃないか?とも感じましたが、最後に繋がりがわかりましたし、これがトム・フォードの作品なのだとも感じました。

 

好みが別れる映画だと思います。情感あふれる美しい映画をご覧になりたい方にはお勧めです。

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