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BLOG INTERIOR DESIGN CYCLOPEDIA

2011年06月09日

映画「100,000年後の安全」

 

昨日は、定休日。午後から、横浜・関内の映画館で「100,000年後の安全」を観ました。現在、世界中の原子力発電所から出される高レベルの放射性廃棄物(核のごみ)。日本では、青森県の六ヶ所村の貯蔵プールで一時保管されていますが、反対もあって、最終処分場はつくられていません。日本だけでなく、フランス、アメリカにも最終処分場はありません。

 

このドキュメンタリーフィルムでは、世界で初めてフィンランドで建設中の高レベル放射性廃棄物の最終処分場を取材、専門家・国の関係者が意見を述べています。この最終処分場は、自己完結型であり、地震などの自然災害だけでなく、この100年で2度も起きた大きな戦争などの人災にも影響を受けない場所ということで、ツンドラのような山奥の深い地中、かたい岩盤を削ってつくられ、地下要塞のようになっていて、オンカロ(隠れた場所)と呼ばれています。

 

そして、核のゴミでいっぱいになったら封鎖されます。高レベル放射性廃棄物が無害になるのに100,000年かかるといわれています。10万年前は、ヨーロッパではネアンデルタール人の頃。それを考えると、10万年後の人類?が、危険と書かれた文字を読める保証はありません。

 

そのため、絵で危険を伝えようとしていますが、逆に、何かある?と気づかれれば、興味を持って開けるかもしれません。そうであれば、そこにあるのを忘れてしまうのが安全なのか、「『忘れられること』を忘れないよう」に、語り継ぐのが良いのか、議論が別れているようです。

 

現実的に考えれば、今、すぐにすべての原子力を止めることはできません。しかし、安全な最終処分場がない限り、リスクは存在します。人口が増えている中国とインドが、現在のアメリカ人のような生活をしたら、(根拠は示されていませんでしたが)毎日、3基の原発が必要だそうです。

 

将来、人類がより高度な知識を持ち、核のゴミを処理できるようになる?と期待する声もありますが、それができるかどうかわからないまま、核のゴミは増え続けています。考えたくないものを自分の意識から外すのではなく、エネルギーの転換を進めつつ、私たちができることとして、生活スタイルを見直しを進めていく必要があると思いました。

 

エネルギーの転換には、様々な考えや立場があるのは承知していますが、1つの情報として、機会があればご覧いただきたいフィルムです。【2009年、デンマーク】

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