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BLOG INTERIOR DESIGN CYCLOPEDIA

2011年07月15日

映画「127時間」

映画「127時間」を、横浜みなとみらいの映画館で観ました。127時間というタイトルにひかれ、2009年のアカデミー賞作品賞を受賞した「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督の最新作というので見ることに。物語は実話。

 

2003年4月。週末を利用して、アーロン(ジェームス・フランコ)は、いつものように家族に行き先も告げず、何度も通ったブルー・ジョン・キャ二オン(風が作った美しい彫刻のような岩でできた渓谷)に1人で出かけていた。しかし、アーロンは渓谷に落ちた弾みで、巨大な石が落ちて、右腕をはさんでしまい、まったく身動きができなくなった。(注)アーロンのポーズは、映画のチラシと異なります。

 

映画はとてもシンプルに作られ、最後は誰もが想像できるように、127時間【5日と7時間】の間に、アーロンは生きるために、壊死した腕を自ら切り落として、脱出するのである。映画ではそれまでの過程を丹念に描いているので、ネタバレにはならないと思って紹介しています。

 

個人的には、痛い・バイオレンス、怖い(ホラー)映画は観ないことにしている。テレビ告知の関係で、ブラックスワンが怖い?映画と誤解している人がいたが、ブラックスワンは自分を追い詰めるあまり心が病み、妄想しただけであり、(目をそらしたが)怖いのは一瞬である。

 

しかし、127時間は痛い映画と知らずに観たのもあって、手を外そうと何度も試みていたから、映画のほとんどの間、ずっと痛さを感じていた。何度も長時間目を伏せ、途中で何度も帰ろうと思ったが、映画を観終わった時の自分の感情を知りたくて、半ば我慢して観ていた。

 

最後に感じたのは、凄まじいばかりの生への執念である。指も痛いだろうが、太い骨もある腕を切るのである。社内でシェアしたら、「子どもが待っていると思えば、できるかも?」と言われた。待つ人がいない私は、ホームデザインのために腕を切れるだろうか?

 

私はケガで迷惑をかけないように屋久島でも体力を考え、危ないと思えば、それ以上は行かないほど慎重だから、アーロンのような目にあうことはない… …と思っても、災難は思いがけないところで起こるものである。それに、体だけでなく、2年、3年と精神的なストレスに晒され続けることも大変なのだから、一概に、アーロンの経験と比べてもどうか?と考えたりした。

 

アーロンは腕を切り落とす前、はじめて自分の人生と向き合い、これまで生きた人生が今を招いた… …と思い至った時、アーロンの新しい人生が始まったと感じた。人それぞれ、自分の人生と向き合う時がある。その時に、逃げるか、真摯に向き合うかによって、その後の人生が変わると思った。最後に、映画の感想を聞かれれば、作り方は独創的で面白いと思うが、もう一度、観るのはご遠慮したい。

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