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BLOG INTERIOR DESIGN CYCLOPEDIA

2009年06月08日

柿渋を塗って古民家再生をお手伝い 【山梨県塩山】

 

週末、古民家の勉強会に参加してきました。山梨県の塩山にある重要文化財「高野家住宅」見学と、上条集落では新しい檜に「柿渋」(かきしぶ)を塗って、既存の古材にあわせるワークショップです。実際に、柿渋を塗った柱と床材が古民家再生に使用されます。

 

■【写真・1枚目】高野家住宅は、切り妻の屋根と中央にある2段の突き上げ屋根が設けてあります。本来は茅葺(かやぶき)屋根でしたが、現在は銅板になっています。
■【写真・3枚目】家の中には大きな丸い栗の大黒柱、木そのものが立っているような印象で圧倒的な存在感でした。

 

■【写真・4枚目】上条集落は、現在26戸の民家が傾斜地に立ち並んでいます。こちらも以前は茅葺屋根でしたが、現在ではシルバーのカラー鉄板。個人的にはシルバーの屋根は街並みを壊しているようでちょっと残念です。

 

■【写真・5枚目】今回のワークショップでは、民家の学校の先生と石川工務所さんのご指導のもと、柱組みだけが残っているような再生中の古民家で、檜の柱と松の床材を古材の色にあわせて柿渋を塗りました。

 

柿渋とは、タンニンを多く含む青い未熟な渋柿の実を圧縮し発酵、自然熟成させた濃褐色の液体です。独特の臭いがありますが、乾燥後はほとんど無臭です。防水・防腐・防虫・抗菌作用のある塗料のひとつで、番傘・建材などに使われてきました。

 

■【写真・5枚目】はじめは臭いと感じた柿渋の臭いにもなれ、作業終了のときには心地よい疲れと汚れ具合。時間が経つと色あいよりも深みが増してくるそうです。

 

今回塗った柱と床材が実際に使用され、12月に建物完成の予定とのお話しでした。自分達が塗った柱と床が使用された建物を、再び訪れたいと思っています。 

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